導入事例 09|設備部品製造会社 様

導入の経緯
Excelを駆使して、受注管理、材料手配管理、「製作依頼書」の発行や工程管理などを行っていました。納品書・現品票・請求書もExcelで作成し、締日単位で売上仕入のExcelデータを親会社(入金支払管理)へ送付していました。経営層向けの日次・月次の統計資料もExcelで作成していました。
主要得意先からはCSVデータで受注情報を受け取りますが、データ内の単価と契約単価とに齟齬が発生する場合があり、その突合と単価の修正に時間がかかっていました。また、個別生産の受注時は、見積情報に合わせて工程をExcelに登録して手配をかけますが、手間がかかっていました。
「製作依頼書」についても、工程ごとの備考や直近の不具合情報などを記載していますが、Excelでの管理が煩雑となっていました。受注に伴う手配状況の把握がExcel管理では困難で、課題となっていました。また、統計資料の作成にも日々一定の時間をかけていました。
得意先へのサービス向上、自社グループ内での取引の円滑化、社内の業務効率化などを意図し、2022年から生産管理システムの導入検討に着手しました。GENは、検討当初から要件に沿うシステムであったため、トライアル運用を経た上で、本格的な導入を行いました。
導入企業様の声
- 帳票は、Excelで作成していた当社様式をほぼそのまま踏襲でき、加えて得意先ごとに納品書や現品票の様式を出力し分けるなど、自在性が高いと評価しました。また、各局面で管理したい項目を簡単に追加でき、かつそれらの項目による検索・抽出・集計を行うことで、手配状況の照会や統計資料作成などに活用できると期待しました。
- ハイパーブースト機能で、「品質管理」画面を当社オリジナルで新設し、不具合履歴情報と品目マスタを連携することで、「製作依頼書」に工程毎の備考と共に、不具合情報を記載できる仕組みを作りました。
- 得意先から受領した受注CSVデータの単価とマスタの単価の差額項目を設定し、受注日から一定期日間で差額≠ゼロのデータを抽出する仕組みを構築しました。
- 個別生産の受注時に、当該見積明細に記載される工程やその工数情報をCSVデータへ抽出し、品目工程マスタへインポートして、新規マスタ登録の煩雑さを省力化しました。
- 「受注別進捗状況」画面などにより、手配状況の社内共有を図っています。また、統計上の管理項目をGENに設定してデータ集計することにより、従来の日次・月次資料様式でExcel出力ができる仕組みを整備しました。
導入効果
効果1:得意先との単価差異の早期解決
得意先から受領した受注単価とマスタの単価に差異があるデータを抽出することで、双方の単価の齟齬を速やかに調査できる仕組みを構築できました。
効果2:見積情報と製造情報との連携
個別生産の受注時に、見積に記載された工程やその工数情報を、製作依頼書の元となる品目工程マスタへインポートする仕組みにより、製造着手時の新規マスタ登録の煩雑さを解消しました。
効果3:不具合履歴情報の製造現場への反映
オリジナルの「品質管理」画面にて不具合履歴情報を登録し、マスタを経由して「製作依頼書」に出力することで、製造現場への注意情報を円滑に伝達できるようになりました。
効果4:経営層への報告の迅速化・効率化
経営層向けの日次・月次資料を従来の様式で作成でき、加えて作成の迅速化・効率化が図れました。
