導入の経緯

スポット契約したITコンサルタントの紹介に基づき、大手メーカーの生産管理パッケージを導入していました。それはカスタマイズを前提としたシステムであり、自社の要件を決定し必要な機能の開発を依頼する必要がありました。しかし、4年経っても本稼働には至らず、開発費用も膨らむ一方。そこで有志の者が立ち上がり、社内の要件に合った拡張パッケージを半年余りでスクラッチ開発し、ようやく本稼働に結びつけることができました。

本稼働したシステムは、 OSの更新により、たった2年で更新する必要に迫られました。しかし、同じシステムを選定しても、同様の費用や労力が強いられることが目に見えていました。また、新たに任命された情報システム管理責任者も設計業務との兼任であり、このままシステムの開発や運用に従事し続けるのも困難な状況となっていました。

オンプレのシステムでは、OSやデータベースエンジンの更新により、わずか数年で入替えが必要となります。そこで、定額制クラウドのシステムに着目しました。また、機能や帳票の最適化においても、プログラミングに頼らず”設定の変更”や”Excelのテンプレートの修正”で対応できる、非常に柔軟なシステムが存在していることを発見しました。そこで次期システムは「この2つの要件を満たす事」を大前提とし、調査を進めることにしました。

オンプレのシステムにしか触れたことのない社員は、クラウドのシステムに対して懐疑的でした。そこで1次選考では、次の3つを対象にしました。
 ①現行のオンプレシステム
 ②社内アンケートで人気の高かったオンプレシステム
 ③情報システム管理責任者の推奨するクラウドシステム
そして、これらに対しライフサイクルや経費などの資料を作成し、役員や社員へのPRを実施しました。2次選考では、トライアルに対応している「GEN」について、ハンズオンセミナーでデモを実施。これが先のシステムで自社開発した拡張パッケージに非常に近いことが判明し、一気に社内で賛同を得ることができました。

導入企業様の声

  • まず、クラウド対応のWebシステムであることが前提でした。オンプレミスのシステムでは、OSの更新などで、どうしても更新サイクルが短くなります。また、複数拠点での保守を考慮すると、クラサバではなく、ブラウザで動いてくれるシステムがベストです。
  • 一番のポイントは、『GEN』が非常に柔軟な枠組みをもつことです。従来のアドオン開発では、私ひとりが対応するため、ブラックボックスになりがちでした。GENは設定画面を用いたノンプログラミングのカスタマイズなので、社内やベンダーさんとも状況の共有がしやすくなりました。
  • 導入や維持コストの面でも評価点が大きかったです。従来のシステムと比較して、導入ランニング年経費が格段に下がりました。
  • 契約前のトライアル期間で、充分検証できたことに満足しています。この期間中に “拡張項目の設定” や “画面のレイアウト” を一通り終え、現在も運用している『システムの原型』を作り上げました。
  • 導入後にも、開発元が “ユーザーの意見を聞く耳” を持っている“ という点も評価したいです。運用相談に真摯に対応してくれましたし、細やかな機能改良、たとえば『登録して再表示』『締め請求の入金消込』等も、要望を実現してもらった機能です。当社の『よきパートナー』になってくれています。

導入効果

効果1:運用コストの低減

従来以上の機能を担保しつつ、ランニングコストが安くなりました。

効果2:画面や帳票の改良の迅速性

ノンプログラミングのセルフ開発の採用で、画面項目の追加や帳票レイアウトの改変などに対するメンテナンス性が、各段にスピードアップしました。開発や管理の工数も削減され、将来的な開発要員の懸念も不要となりました。

効果3:より多くの社員様がご活用

データの操作性や検索性が各段によくなり、Excelへの出力もラクにできるので、利活用される社員様が従来より多くなりました。