「開発元が“ユーザーの意見を聞く耳を持っている“ という点も評価したい」
プロフィール
業種 :公園施設の製造販売
資本金:2,600万円
社員数:80名
拠点 :本社、工場1か所、営業所2か所、配送センター
ご利用状況
範囲 :生産管理、販売管理、購買管理、原価管理
ご利用:46ユーザー
GEN選定のポイント
- クラウドシステム
- ノンプログラミングのカスタマイズ性
- 低価格
- 充実したトライアル期間
導入の経緯
従来の状況
スポット契約したITコンサルタントの紹介に基づき、大手メーカーの生産管理パッケージを導入
していました。それはカスタマイズを前提としたシステムであり、自社の要件を決定し必要な機能
の開発を依頼する必要がありました。しかし、4年経っても本稼働には至らず、開発費用も膨らむ
一方。そこで有志の者が立ち上がり、社内の要件に合った拡張パッケージを半年余りでスクラッチ
開発し、ようやく本稼働に結びつけることができました。
問題点
本稼働したシステムは、OSの更新により、たった2年で更新する必要に迫られました。
しかし、同じシステムを選定しても、同様の費用や労力が強いられることが目に見えていました。
また、新たに任命された情報システム管理責任者も設計業務との兼任であり、このままシステム
の開発や運用に従事し続けるのも困難な状況となっていました。
端緒
オンプレのシステムでは、OSやデータベースエンジンの更新により、わずか数年で入替えが必要と
なります。そこで、定額制クラウドのシステムに着目しました。
また、機能や帳票の最適化においても、プログラミングに頼らず”設定の変更”や”Excelのテンプ
レートの修正”で対応できる、非常に柔軟なシステムが存在していることを発見しました。
そこで次期システムは「この2つの要件を満たす事」を大前提とし、調査を進めることにしました。
選定の経緯
オンプレのシステムにしか触れたことのない社員は、クラウドのシステムに対して懐疑的でした。
そこで1次選考では、次の3つを対象にしました。
①現行のオンプレ・システム
②社内アンケートで人気の高かったオンプレ・システム
③情報システム管理責任者の推奨するクラウド・システム
そして、これらに対しライフサイクルや経費などの資料を作成し、役員や社員へのPRを実施しました。
2次選考では、トライアルに対応している「GEN」について、ハンズオンセミナーでデモを実施。
これが先のシステムで自社開発した拡張パッケージに非常に近いことが判明し、一気に社内で賛同を
得ることができました。
導入企業様の声
ご評価のポイント
➢まず、クラウド対応のWebシステムであることが前提でした。オンプレミスのシステムでは、OSの更新などで、どうしても更新サイクルが短くなります。また、複数拠点での保守を考慮すると、クラサバではなく、ブラウザで動いてくれるシステムがベストです。
➢ 一番のポイントは、『GEN』が非常に柔軟な枠組みをもつことです。従来のアドオン開発では、私ひとりが対応するため、ブラックボックスになりがちでした。GENは設定画面を用いたノンプログラミングのカスタマイズなので、社内やベンダーさんとも状況の共有がしやすくなりました。
➢導入や維持コストの面でも評価点が大きかったです。従来のシステムと比較して、導入ランニング年経費が格段に下がりました。
➢契約前のトライアル期間で、充分検証できたことに満足しています。この期間中に「拡張項目の設定」や「画面レイアウト」を一通り終え、現在も運用しているシステムの「原型」を作り上げることができた。
導入後のご利用状況
開発元が、“ユーザーの意見を聞く耳” を持っている“ という点も評価したいです。運用談に真摯に対応してくれましたし、細やかな機能改良、たとえば『登録して再表示』『締め請求の入金消込』等も、要望を実現してもらった機能です。当社の『よきパートナー』になってくれています。
導入効果
効果1.運用コストの低減
従来以上の機能を担保しつつ、ランニングコストが安くなりました。
効果2.画面や帳票の改良の迅速性
ノンプログラミングのセルフ開発の採用で、画面項目の追加や帳票レイアウトの改変などに対するメンテナンス性が、各段にスピードアップしました。開発や管理の工数も削減され、将来的な開発要員の懸念も不要となりました。
効果3.より多くの社員様がご活用
データの操作性や検索性が各段によくなり、Excelへの出力もラクにできるので、利用される社員様が従来より多くなりました。