Vol.6

「開発元が“ユーザーの意見を聞く耳を持っている“ という点も評価したい」

プロフィール

業種 :公園施設の製造販売​​
資本金:2,600万円
社員数:80名
拠点 :本社、工場1か所​、営業所2か所、配送センター

ご利用状況

範囲 :生産管理、販売管理、購買管理、原価管理
ご利用:46ユーザー


GEN選定のポイント

  • クラウドシステム
  • ノンプログラミングのカスタマイズ性
  • 低価格
  • 充実したトライアル期間

導入の経緯

従来の状況

スポット契約したITコンサルタントの紹介に基づき、大手メーカーの生産管理パッケージを導入
していました。それはカスタマイズを前提としたシステムであり、自社の要件を決定し必要な機能
の開発を依頼する必要がありました。しかし、4年経っても本稼働には至らず、開発費用も膨らむ
一方。そこで有志の者が立ち上がり、社内の要件に合った拡張パッケージを半年余りでスクラッチ
開発し、ようやく本稼働に結びつけることができました。

問題点

本稼働したシステムは、OSの更新により、たった2年で更新する必要に迫られました。
しかし、同じシステムを選定しても、同様の費用や労力が強いられることが目に見えていました。
また、新たに任命された情報システム管理責任者も設計業務との兼任であり、このままシステム
の開発や運用に従事し続けるのも困難な状況となっていました。

端緒

オンプレのシステムでは、OSやデータベースエンジンの更新により、わずか数年で入替えが必要と
なります。そこで、定額制クラウドのシステムに着目しました。
また、機能や帳票の最適化においても、プログラミングに頼らず”設定の変更”や”Excelのテンプ
レートの修正”で対応できる、非常に柔軟なシステムが存在していることを発見しました。
そこで次期システムは「この2つの要件を満たす事」を大前提とし、調査を進めることにしました。

選定の経緯

オンプレのシステムにしか触れたことのない社員は、クラウドのシステムに対して懐疑的でした。
そこで1次選考では、次の3つを対象にしました。
①現行のオンプレ・システム
②社内アンケートで人気の高かったオンプレ・システム
③情報システム管理責任者の推奨するクラウド・システム

そして、これらに対しライフサイクルや経費などの資料を作成し、役員や社員へのPRを実施しました。
2次選考では、トライアルに対応している「GEN」について、ハンズオンセミナーでデモを実施。
これが先のシステムで自社開発した拡張パッケージに非常に近いことが判明し、一気に社内で賛同を
得ることができました。


導入企業様の声

ご評価のポイント

➢まず、クラウド対応のWebシステムであることが前提でした。オンプレミスのシステムでは、OSの更新などで、どうしても更新サイクルが短くなります。また、複数拠点での保守を考慮すると、クラサバではなく、ブラウザで動いてくれるシステムがベストです。

➢ 一番のポイントは、『GEN』が非常に柔軟な枠組みをもつことです。従来のアドオン開発では、私ひとりが対応するため、ブラックボックスになりがちでした。GENは設定画面を用いたノンプログラミングのカスタマイズなので、社内やベンダーさんとも状況の共有がしやすくなりました。

➢導入や維持コストの面でも評価点が大きかったです。従来のシステムと比較して、導入ランニング年経費が格段に下がりました。

➢契約前のトライアル期間で、充分検証できたことに満足しています。この期間中に「拡張項目の設定」や「画面レイアウト」を一通り終え、現在も運用しているシステムの「原型」を作り上げることができた。


導入後のご利用状況

開発元が、“ユーザーの意見を聞く耳” を持っている“ という点も評価したいです。運用談に真摯に対応してくれましたし、細やかな機能改良、たとえば『登録して再表示』『締め請求の入金消込』等も、要望を実現してもらった機能です。当社の『よきパートナー』になってくれています。


導入効果

効果1.運用コストの低減​
従来以上の機能を担保しつつ、ランニングコストが安くなりました。

効果2.画面や帳票の改良の迅速性
ノンプログラミングのセルフ開発の採用で、画面項目の追加や帳票レイアウトの改変などに対するメンテナンス性が、各段にスピードアップしました。開発や管理の工数も削減され、将来的な開発要員の懸念も不要となりました。

効果3.より多くの社員様がご活用
データの操作性や検索性が各段によくなり、Excelへの出力もラクにできるので、利用される社員様が従来より多くなりました。

Vol.5

「製造指示の連係ミスがなくなり、実在庫確認の頻度も減った」

プロフィール

業種 :マイクロマニピュレーター等の製造・販売、光学分析装置の販売など​​
資本金:300万円
社員数:14名
拠点 :本社(営業・開発/管理)2か所、営業所1か所​

ご利用状況

範囲 :生産管理、販売管理、購買管理、原価管理
ご利用:6ユーザー


GEN選定のポイント

  • クラウドシステム
  • 製番ごとの工程進捗確認や実際原価管理ができる
  • ランニングコストが安い

導入の経緯

従来の状況

従来の業務運用は、Excelを利用していました。
たとえば、購買は発注・受入管理を、販売は受注・納品管理を、それぞれ管理表を設けて運用していました。​
また、製造指示は、一部の製品のみに紙ベースで指示書を出力する運用でしたが、当時は営業側も製造側も、製品の在庫状況やリードタイムがおおよそ頭に入っていて、指示書のやり取りがなくともうまく業務が回っていました。

問題点

受注案件や製品種類の増加に伴い、従来のやり方では回らなくなってきました。​
「目で見る管理」では在庫状況が把握しきれない、工程管理に限界が出てくる状態になり、​Excel運用では、仕入受入の入力モレが発生する、BOMの改訂が間に合わない、原価管理に対応できないなど、いくつかの課題が発生してきました。
また、Excelでの管理は仕事の共有ができず、​一部の社員に仕事が偏る状況となっていました。​

選定の経過

課題に対応するため、生産管理システムの検討を開始しました。​
システムの選定にあたっては、10種類ほどパッケージ資料の取り寄せ・調査を行いました。そのうち、​4社のシステムについて、デモを見たり、提案見積を受けました。

GENを採用した理由のひとつは、クラウドシステムだからです。
小さい会社なので、サーバー管理の負荷がかからないことが重要でした。また、月々のコストが安いことも魅力でした。もちろん、安いだけでやりたいことができないシステムは意味がありませんが、GENは工程進捗や実際原価管理などが実現でき、機能的にも充足したシステムであると評価しました。​2019年7月にGENを採用し、試行運用を行いながら3~4か月程度で本運用に至りました。


導入企業様の声

ご評価のポイント

➢従来は製造指示が口頭の場合もありましたが、紙ベースの製造指示書を全案件で現場へ出すようにしました。指示に間違いがなくなったほか、指示書が部品のピッキングリストにもなっています。指示書があることで、新たに製造ラインに加わった人でも、製造手順が速やかに共有できるようになりました。

➢ 以前は毎月棚卸をしていましたが、GEN導入で帳簿在庫が判明するようになり、実在庫の確認は多くて3か月に1度となって工数が減りました。また、棚卸差異がある場合は、BOMに間違いがある場合が多いので、BOMのメンテナンスのための情報にもなっています。

➢使ってみて分かったのは、GENはやり直し手順が楽です。修正・削除履歴も残り、便利になりました。​


導入後のご利用状況

受注~納品、発注~受入、製造指示、在庫管理、実際原価管理をGENで運用しています。売掛買掛情報は、会計システムへ受け渡しています。

製番品については、製造実績登録時に工数情報をGENに入力しています。また、仕入額や外注経費も製番に寄せていますので、実際原価が算定できます。加えて、実績登録時には、不良数や不具合理由も入力していますので、BOMの歩留率の見直しなどに利用しています。

主要な高額部品は1年分をまとめて発注しています。GENの「在庫推移リスト」で将来在庫の推移が確認できるようになり、発注数量の参考としています。


導入効果

効果1.実績データを利用して、次回の発注やBOMへの反映ができるようになった
製造実績情報や将来の在庫推移情報を利用され、発注単位の試算やBOMの歩留率・員数への反映に活用されています。

効果2.製番ごとに実際原価が算定できるようになった
製造実績工数に工程レートを乗じることで工程費用が算定でき、それに仕入・外注の実際額を製番でまとめることで、実際原価管理を実践されています。

効果3.情報共有できるようになった
Excelから脱却することで、受発注や製造進捗情報をご担当者間で共有されています。

Vol.4

「CSVデータ取込が簡単にできるため、業務がラクになった」

プロフィール

業種 :金型部品・治具・工具等の販売​
資本金:2,000万円​
社員数:25名
拠点 :本社、工場×1か所、支店×4か所

ご利用状況

範囲 :販売管理、購買管理
ご利用:7ユーザー


GEN選定のポイント

  • クラウドシステム
  • CSVインポート/エクスポートの柔軟性
  • 帳票のカスタマイズ性
  • 低価格

導入の経緯

従来の状況

以前は、販売管理システムとして名前が通ったパッケージシステムをオンプレミス運用していました。当時はネットワーク環境が十分でなかったため、支店に導入する際は、スタンドアロン版を別に購入していました。

問題点

本社と支店間で同じシステム採用しましたが、ネットワークで連携していなかったため、データは別々の管理でした。そのため、支店で受注・出荷入力したデータをメールで複数に分けて本社へ送信してもらい、本社で請求処理を行っていました。​
支店においては入金状況がシステムで把握できず、また本社側も、支店での受注進捗状況がリアルタイムにわからないことが問題となっていました。
別の支店へのシステム導入を検討し始めた際に、システムリプレースの必要性を感じました。

選定の経過

新システムを選定する際は、
①クラウドであること
②導入コストがリーズナブルであること、​
③ユーザーの権限管理
これらができることを必須要件としました。

そのうえで、数種類のパッケージについてデモンストレーションを参考にしたあと、あるパッケージで3か月間の試用を行いました。パラメータなどの設定により業務フローを自分で作成するのですが、自由度が高すぎて設計や管理が難しく、業務の60%程度を検証してあきらめました。

そのような時期に「GEN」のメーカーサイトを見つけ、コンセプトが当社に合いそうでしたので、​2020年3月から試用を開始しました。​

「GEN」も自由度が高いシステムですが、業務フローのベースが適度にあって、取り組みやすい​
印象でした。機能的には、CSVデータのインポート設定が容易な点や、帳票フォーマットが自由に作成できる点などを評価しました。また、導入や運用にかかるコストが、他社に比べて安かったことも選定理由です。

3か月の試用期間のあと、2020年6月から「GEN」の本稼働を開始しました。​


導入企業様の声

ご評価のポイント

➢受注は月に4~5千件あり、ほぼ同数の発注を行います。得意先のEDI(電子データ交換)や仕入先メーカーの発注ページから、受発注データをダウンロードして「GEN」に取り込んでいます。​
以前は、仕入先の発注ページに手入力を行い、同じ内容を販売管理システムへ再入力していました。「GEN」はCSVデータの取込が簡単に行えるため、効率的な運用で業務がラクになりました。今では、得意先や仕入先ごとに、受発注の取込フォーマットを20種類以上扱っています。

➢ 以前は、得意先の専用伝票(複写式の納品・請求書)を購入して、手書きで記入して発送していました。「GEN」は帳票フォーマットをExcelで自由に設定できるので、専用伝票の出力位置を合わせることができます。ドットプリンタでの印刷により複写式伝票にも対応でき、効率化が図れました。


導入後のご利用状況

本社と2か所の支店で運用しています。
当社は在庫をもたず、得意先から受注があると、それに応じた発注を行うシンプルな運用です。
受注当日の出荷や直送が多く、請求処理は本社で一括して行うため、「GEN」の導入により迅速な手配と拠点間を円滑に連携する仕組みができたと考えています。​


導入効果

効果1.本社・支店間の連携強化
「GEN」という共通基盤を運用することで、本社・支店間の業務連携が格段に強化されました。経営層も支店の状況をリアルに参照できるため、タイムリーな指示やフォローが可能となりました。​

効果2.受発注のEDIデータのフル活用
取引先の受発注データを取り込むことで、データ入力に伴う負担が大幅に軽減され、迅速な手配に基づく顧客満足度の向上につながりました。​

効果3.取引先の伝票様式に合わせた出力
得意先の専用伝票に合わせた出力が可能となり、複写式伝票であっても対応できる仕組みにより、​効率化が図れました。

その他

Q.単発の品目があります。都度、品目マスタに登録する必要がありますか?

A.GENでは、受注・発注するときは全て品目マスタに登録する必要があります。但し、単発の品目については、予め「諸口」の品目を作成し、実際の受注・発注時には備考欄にて詳細を管理する方法もあります。

Q.単発の顧客がいます。都度、取引先マスタに登録する必要がありますか?

A.GENでは、受注・発注するときは全て取引先マスタに登録する必要があります。但し、単発の取引先については、予め「諸口」の諸口の作成し、実際の受注・発注時には備考欄にて取引先の詳細を管理する方法もあります。

Q.部署毎もしくはユーザー毎に機能を制限したいです。

A.GENにはユーザーID毎に機能(画面)の「アクセス可」、「参照のみ」、「アクセス不可」と3段階の制限をかける事が出来ます。

Q.バーコードもしくはQRコードは対応してますか?

A.GENではパーコードを使って運用する事ができます。但し、現時点ではQRコードでの運用は対応しておりません。

Q.構成管理を行っております。階層に制限がありますか?

A.GENでは構成管理を行う事ができます。また、階層に制限はございません。5階層でも10階層でもできます。また、登録した構成はツリー表示させる事も出来ますし、その品目の親品目を表示させる為の、ツリーの逆展開も可能です。
但し、管理区分が「MRP」の品目の配下に、管理区分が「製番」の品目を登録出来ないなどの一部制限があります。
構成管理を行うと、一部の機能で「親品目」検索が可能となります。「親品目」検索とは親品目を選択し、その子品目のみを表示させる検索機能です。製品毎の進捗管理などには非常に便利な機能となっております。

Q.海外の顧客がいます。$や元に対応していますか?

A.GENはマルチ通貨対応しております。基軸通貨以外での通貨でのデータ登録が可能です。通貨は取引先毎に登録される為、1つの取引先で複数の通貨を管理する場合は、取引通貨毎に取引先を登録する必要があります。

Q.社内チャットの機能はありますか?

A.GENではトークボードという社内チャット機能が標準にあります。社内チャットはファイル添付等も出来ますので、様々な運用に役立ちます。

Q.EDI機能はありますか?

A.顧客向け(販売)のEDIと、協力会社向け(購買)のEDIの機能があります。また、EDIユーザーはトークボード(チャット)の利用も可能となり、EDIユーザーと情報交換が可能となります。

Q.長期利用で溜まった大量データの処理はどうすればよいですか?

A.データアーカイブ機能を用いることで、過去の特定日以前のデータをアーカイブとして圧縮保存することができます。データを消すことなくGENの動作を軽くできるため、多くのお客様に活用されております。

システム関連

Q.クラウドはセキュリティが心配ですが、大丈夫でしょうか?

A.どんなシステムも100%安全なシステムはありません。社内に構築したシステムでもネットワークに繋がっている為、安全とは言い切れません。セキュリティ対策で大事な事は、使用するユーザーのセキュリティ意識です。情報セキュリティ3原則は「①システムの更新(最新の状態に保つ)」、「②ウィルスソフトの導入」、「③パスワードの適切な管理」です。

GENのセキュリティレベルは、お客様の大事なデータを管理している為、一定以上のセキュリティが確保されています。システムのセキュリティ対策について第三者の客観的な評価を得ている事をはじめ、通信についても強度な暗号化レベルでやり取りされています。また、データの定期バックアップおよび冗長化、システム管理など。また、ユーザーレベルでも、パスワード・アカウント管理やデータ更新ログ、通知メールなど様々な面で高レベルなセキュリティが確保されております。

Q.どのような業種でシステム利用できますか?

A.GENでは様々な業種・業態にご利用可能です。また、スムーズにご利用できるように7つのサービスを提供しております。「メーカー向け」、「工場向け」、「アパレル業向け」、「広告・クリエイティブ業向け」、「ITサービス業向け」、「化粧品・食品製造業向け」。まずはご相談ください。
(参照:GENブランドサイト)

Q.システム利用する会社の規模感を知りたいです。

A.売上の制限や、利用人数の制限はございません。1名からご利用可能です。但し、推奨するのはご利用人数が300人以下の会社です。まずはご相談ください。

Q.システムのバージョンアップはどのようになってますか?

A.システム不具合による改修は随時行っております。また、ユーザーの要望による機能追加は状況(利用者の要望の多さやご利用中のお客様の影響度などを考慮)により、年1回大きなバージョンアップを行っております。

Q.個別にカスタマイズを行う事ができますか?

A.個別にカスタマイズを行う事は出来ません。但し、GENにはカスタマイズを補うためのブーストが存在します。ブーストには、オリジナルな帳票作成や、様々な項目追加、機能の構築などが出来るので、カスタマイズをしなくても御社の要件を満たします。まずはご相談ください。

Q.会計システムはありますか?

A.GENは「販売管理・生産管理・在庫管理・購買管理・原価管理」を有したシステムであり、会計機能や人事・給与計算機能はありません。会計や給与計算は他システムで補う必要があります。

Q.会計システムなどの他のシステムとの連携は出来ますか?

A.他システムとの連携はCSVで行う事ができます。GENではCSV出力が簡単に出来ますし、また使用されている他システムのフォーマットに合わせて、CSVファイルをユーザー自身で作成できます。(CSVクリエイター)

Q.海外で使用する事ができますか?

A.クラウドシステムですので、ネットワークが繋がっている環境であれば海外での使用ができます。日本語の他、英語表示での使用ができます。

導入関連

Q.個別デモをしてもらえますか?

A.個別デモの実施可能です。まずはお問い合わせください。

Q.システムを利用する料金はいくらでしょうか?初期費用は?

A.初期費用は環境構築費用として、システム利用料の1カ月分発生します。また、システム利用料は使用する状況によって変わってきます。月額基本料金(1サイト)20000円/月と1User月額料金(3200~4300円)とオプションで構成されます。詳細はお問い合わせください。

Q.導入支援にかかる料金はいくらでしょうか?

A.導入支援にかかる費用は、導入支援の回数により変わってきます。また、IT導入補助金の活用も可能ですので、まずはお問い合わせください。

Q.導入期間はどのくらいでしょうか?

A.導入される会社の利用条件により変わってきます。クラウドシステムなので、すぐに使用する事も可能ですが、アムクでは以下の4カ月で導入を進める事を推奨します。
  検討フェーズ 1カ月 (トライアル環境構築、簡易データ移行、確認)
  実装フェーズ 3カ月 (検討会を行い、各種設定、ロジックの組込みし、検証を繰り返します。)
詳細は導入支援を参照願います。

Q.どのように導入すれば良いですか?

A.GENは非常に柔軟性が高いシステムとなっております。その為、様々な事が管理可能ですが、何を管理し、どのように運用するか決める事が重要となります。
また、設定だけで様々な項目追加やロジックを組み込む事が容易に出来る為、アジャイル手法(実装→検証の繰り返し)にてシステムを構築していきます。

Q.サーバ等の準備が必要ですか?

A.GENでは、ユーザー自身にサーバーを準備して頂く事はありません。ユーザーに準備して頂くのは、ネットワーク環境とブラウザを見る為の端末(PC、タブレット等)のみです。

Q.導入実績はどのくらいですか?

A.GENはクラウド型生産管理サービスの先駆けであるGEN株式会社(旧社名:株式会社イー・コモード)の最新バージョンの製品です。2019年1月からリリースし、すでに150社以上の導入実績があります。(2021年3月時点)アムクだけでも30社以上の実績があります。
旧サービス(GENESISS)の導入実績はグローバル企業や上場企業も含め500社以上(2018年11月時点)あります。

Q.会社が無くなりサービス停止する事はありませんか?

A.どんなシステムにも100%の保証はありません。但し、サービス提供元のGEN株式会社は現在多くのユーザー様にご利用頂いておりますので、会社として安定されております。ご安心してご利用ください。

Q.保守はしてもらえますか?

A.GENはクラウドサービスの為、システムの保守はサービス提供者側で行っております。また費用はシステム利用料(上述)に含まれております。また基本操作サポートや運用相談などはオプションにて対応しております。ご安心してご利用ください。

Q.現行データから移行は可能でしょうか?

A.データを移行する事は可能です。但し、現行データの保持状況によってはデータ移行が困難な場合がございます。まずはお問い合わせください。

在庫・原価管理

Q.マイナス在庫は許容できますか?

A.GENではマイナス在庫を許容しております。会社の運用状況によっては、仕入先からの直送の場合、納品データを作成して、受入データが後になる場合があります。マイナス在庫を許容しないシステムですと、受入を先に行わないと納品ができないなどと不都合が発生します。

Q.ロケーション別に在庫管理が出来ますか?

A.GENではロケーション単位で在庫管理をする事が出来ます。

Q.ロット別の在庫管理が出来ますか?

A.GENでロット管理を行うと、ロット別の在庫管理を実施出来ます。消費期限管理も出来ます。

Q.外注へ支給した在庫を管理したいです。出来ますか?

A.外注ロケーションを作成し、管理する事が出来ます。外注ロケーションでは、所要量計算対象外にもできます。

Q.お客様から預かった在庫を管理したいです。出来ますか?

A.預かり在庫ロケーションを作成する事で、個別の管理を実施する事が出来ます。

Q.不良品の在庫を管理したいです。出来ますか?

A.不良品ロケーションを作成する事で不良品の管理をする事が出来ます。特定のタイミングで一括で在庫から落とす事も可能です。

Q.バーコードを使った棚卸は出来ますか?

A.バーコードを使って棚卸は可能です。また、QRコードを使った棚卸にも対応しています。

Q.ロケーション別の棚卸記入表を出力出来ますか?

A.ロケーション別の棚卸記入表の出力は可能です。レポートクリエイターを使えば、独自の帳票も作成できます。

Q.最終仕入法です。在庫評価額は自動で更新できますか?

A.GENでは在庫評価方法が3パターン用意されています。(①最終仕入原価法、②総平均法、③標準原価法)在庫評価額更新の機能を使えば、指定日時点の在庫評価額の履歴を保持する事が出来ます。


Q.原価管理は出来ますか?

A.GENには「実績原価」と「標準原価」の2種類の原価管理方法があります。実績原価を行うには管理区分を「製番」を選択した品目に対してだけです。標準原価はマスタから算出する為、管理区分の状態にかかわらず参照出来ます。

Q.プロジェクト型のビジネスです。原価管理は出来ますか?

A.プロジェクト型の場合は、受注金額に対してその日時点の収益の確認が出来ます。日報を入力する事で、かかる人件費の把握が出来ます。その他、プロジェクトにかかる購入費や経費等も管理出来ます。

購買管理

Q.発注金額が決まってない発注データを登録する事が出来ますか?

A.GENには「0円」で発注登録を行う事ができます。発注金額が確定したら修正して運用してください。発注登録では「0円」とし、発注受入登録では正しい金額で管理する事もできます。「0円」発注を認めない場合は、アラートクリエイターで登録時にエラーとする事もできます。

Q.金額が変動します。発注金額をマスタに登録せずに発注出来ますか?

A.発注金額を発注データ単位で登録する事が出来ます。デフォルトはマスタの金額を取得しますが、上書きで修正が可能です。また、過去の購入データを確認しながら、金額を登録する事も出来ます。

Q.内示情報を出したいです。出来ますか?

A.所要量計算を回し、確定させない状況で内示情報を生成する事が出来ます。また、発注データをフラグにて管理する事も出来ます。

Q.納品先を指定したいです。注文書に出力できますか?

A.発注データに納品先を登録し、注文書に印字する事が出来ます。

Q.注文書をシステムからメールで送信したいです。出来ますか?

A.注文書をGENからメールで送信する事が出来ます。

Q.注文書をシステムからFAXで送信したいです。出来ますか?

A.注文書をGENからメールで送信する事が出来ます。この機能を使えば、別途eFAXのサービス等を利用する事でFAX送信する事が出来ます。

Q.発注時にワークフローで制御したいです?出来ますか?

A.GENでは発注登録にワークフローの機能がついております。ワークフローで承認していないデータは注文書を出力する事が出来ません。。

Q.部品を支給して、製造してしてもらいます。在庫管理を含めて管理出来ますか?

A.GENでは、通常の発注の他に、外製があります。発注と外製の違いは、支給品の有る、無しです。構成を組んだ状態で外製を行うと、子品目が自動で支給登録のデータに登録されます。支給にデータが登録すると在庫から子品目が引かれます。また子品目の引かれるタイミングの制御も可能です。

Q.購入先毎に締日単位に購入実績の帳票を出力する事が出来ますか?

A.GENでは買掛管理が出来ます。締日単位で購入実績および支払い実績の帳票を出力する事が出来ます。

生産管理

Q.受注生産に対応していますか?見込み生産に対応していますか?

A.GENでは受注生産及び見込み生産のどちらにも対応しています。どちらか片方のみではなく、両タイプを同時に運用可能です。受注生産型では、受注データを基に製番が付与され生産管理されますので、製番単位での進捗管理や原価管理も出来ます。

Q.進捗管理が出来ますか?

A.GENでは進捗状況を2つの画面から確認できます。1つは受注単位での進捗状況が確認出来ます。もう一つはオーダー単位での進捗が確認出来ます。

Q.製造指示書を発行出来ますか?

A.GENでは標準の製造指示書があります。標準タイプには製造指示の他、ピッキングリストも表示されます。その他に、レポートクリエイター機能を使って、ユーザー固有の製造指示書を作成する事が出来ます。

Q.現品に貼るラベルを発行出来ますか?

A.レポートクリエイター機能を使えば、ラベルの発行が出来ます。ラベルには、バーコードの他、QRコードの印字も可能です。

Q.所要量計算が出来ますか?自動で発注や製造指示が出来ますか?

A.GENには所要量計算機能が備わっています。受注や計画に対して、オーダー(発注や製造指示)を自動でデータ登録する事が出来ます。

Q.現場で日報を入力させたいです。出来ますか?

A.タブレットや現場にパソコンを用意する事で入力してもらう事は可能です。また、入力内容に制限はありますが、スマホ等でQRコードを読み取り、数量や時間など簡易的に入力する事も可能です。

Q.製造指示の際に図面と紐づけたいです。出来ますか?

A.GENでは各データにファイルを添付する事が可能です。マスタ等に図面を添付する事で対象の製造指示の品目の図面を参照する事が可能です。また、品目マスタに画像として登録する事で、製造指示の帳票に図面を印刷する事も可能です。

Q.品質管理の為、検査データを登録したいです。登録出来ますか?

A.検査データを登録する事は可能です。但し、実績データに検査データを登録する事も可能ですが、検査データを入力する画面を個別に作成し、実績データと紐づけする事も出来ます。

Q.使用した部品の管理は出来ますか?

A.使用した部品を確認する使用数リストという画面があります。ここでは使用した数量を確認できますので、余計に使用した場合等のチェックが可能です。

Q.トレーサビリティ出来ますか?

A.作成した製品や発注した品目にロット番号を登録し、製造のピッキングの際に使用したロット番号を登録する事でトレーサビリティが可能です。

Q.ガントチャートや山積み山崩しのような工程管理はできますか?

A.ガントチャートのような進捗管理画面はありますが、山積み山崩しのような本格的な工程管理機能はありません。「生産管理システム」と「生産管理スケジューラ」は別システムで、異なる目的を有するため、必要であれば別途「生産管理スケジューラ」を検討していただく必要があります。

販売管理

Q.見積管理は出来ますか?
A.見積データの登録と同時に見積書の発行ができます。検索性に優れている為、過去の見積の参照しながら見積を作る事も可能です。

Q.取引先や品目をマスタ登録せずに見積書を作成する事が出来ますか?
A.見積登録では、取引先や品目をマスタ登録せずに直接データを打ち込む事ができます。

Q.見積管理でワークフローはついてますか?
A.見積にはワークフローの機能があります。承認されていないと見積が有効化されずに印刷ができません。

Q.顧客毎に見積書のフォームを変える事ができますか?
A.Excelを使って複数のテンプレートを登録する事が出来ます。

Q.見積で粗利を考慮して登録できますか?
A.見積時に粗利を考慮しながら見積書を作成する事ができます。

Q.見積後に受注した場合、見積データを受注データに転記する事ができますか?
A.見積を受注にデータ転記が出来ます。但し、受注に転記するには、取引先や品目がマスタ登録する必要があります。

Q.今後、軽減税率が実施されると思いますが、対応していますか?
A.GENでは軽減税率にも対応しています。システム全体の消費税率設定の他、品目毎に税率設定が可能となっております。

Q.得意先毎に販売価格が異なります。対応可能でしょうか?
A.GENではいくつかの方法で販売価格の設定を行う事が出来ます。各データの初期値として以下の優先順位(高い順)に基づいて表示されます。 (1) 得意先販売価格マスタ (2) 得意先掛率マスタ「掛率」 (3) 取引先マスタ「掛率」 (4) 掛率グループマスタ「掛率」 (5) 品目マスタ「標準販売単価(1-5)」。

Q.セット品があります。対応していますか?
A.GENではセット品にも対応しております。但し、セット品を使用する場合は、ロット管理対象外などの条件がありますのでご相談ください。

Q.前受金があります。対応してますか?
A.GENでは前受金にも対応しております。前受金の入金を確認してから出荷が可能です。

Q.与信管理は出来ますか?
A.GENでは与信管理機能が備わってます。売掛残が取引先マスタに設定した金額以上になると受注登録時にアラートが出ます。

Q.受注金額が決まってない受注データを登録する事が出来ますか?
A.GENには「0円」で受注登録を行う事ができます。受注金額が確定したら修正して運用してください。受注登録では「0円」とし、納品登録では正しい金額で管理する事もできます。「0円」受注を認めない場合は、アラートクリエイターで登録時にエラーとする事もできます。

Q.出荷日と売上確定日を分けて管理したいです。
A.売上の基準日を納品日と検収日で設定できます。

Q.赤伝処理は出来ますか?
A.GENでは納品データに対してと発注受入データに対しての赤伝処理にも対応しております。

Q.バーコードを使って、出荷管理をしたいです。出来ますか?
A.GENではバーコードを使って管理する事が可能です。

Q.締め請求書の他に、納品の都度、請求書の発行が出来ますか?
A.GENは都度請求書の発行にも対応しております。

Q.ロット・シリアル管理は出来ますか?また、消費期限の管理は出来ますか?
A.GENではロット管理や消費期限の管理が出来ますが、ロットやシリアル管理等はユーザーの要件は様々です。要件に合うか問合せ願います。

Q.定期的な売り上げがあります。管理出来ますか?
A.GENでは定期購読などの定期的な売り上げ処理が可能です。

Q.入金登録時に請求データの消込はできますか?
A.入金登録時に請求データを紐づけ(突合せ)する事で、消込が可能です。

Q.Salesforce等の他システムとの連携したいが、出来ますか?
A.GENにはCSVのインポートとエクスポート機能が各画面に備わってます。また、フォーマットも自由に作成できる為、連携するシステムに合わせる事が出来ます。

Q.得意先毎に納品書や請求書のテンプレートを使い分けたいです。可能ですか?
A.GENでは得意先毎に納品書や請求書のテンプレートを設定する事が出来ます。

Q.受注データから自動で発注データを作る事は出来ますか?
A.受注データを登録すると自動で発注データが生成する事は出来ません。但し、構成表を組みますと、所要量計算もしくは製番展開を実施する事により、発注データを生成する事は可能です。

Q.FBデータの作成は出来ますか?
A.GENではFBデータの作成は出来ません。別の会計システム等から作成お願いします。

Q.会計システムとの連携は出来ますか?
A.GENにはCSVのインポートとエクスポート機能が各画面に備わってます。また、フォーマットも自由に作成できる為、連携するシステムに合わせる事が出来ます。

Q.インボイス制度へ対応できますか?
A.インボイス制度に対応した請求書の発行が可能です。