Vol.3

「直観的に誰でもすぐ使いこなせるシステム」を探して

プロフィール

業種 :自社ブランドの農業機械製造販売
資本金:1億円
社員数:100名
拠点 :本社、工場×1か所、流通センター
販売 :全国展開

ご利用状況

範囲 :生産管理、購買管理、在庫管理
ご利用:14ユーザー


GEN選定のポイント

  • Excel感覚で直感的な操作性
  • カスタマイズ性
  • 低価格

導入の経緯

従来の状況

旧来から使用している生産管理システム(オンプレミス型)のサーバーの更新に伴い、大手企業で採用 実績のあるクラウドパッケージシステムへ乗り換えました。しかし、機能が多くかつ複雑で、業務で 充分に使いこなせず、大部分の機能は旧来のシステムを並行して使用していました。

問題点

当社では、約3万点の部品の取扱いがあり、それらの部品登録や、発注できるようにするための構成 を登録する必要があります。従来のクラウドパッケージは、マスタ構造が複雑で決め事が多く、時間と 手間がかかり、なかなか登録できずにいました。その結果、3年経過しても登録は3割程度にとどまり、 大部分の部品発注時には、旧来の生産管理システムを利用せざるを得ず、購買活動に時間がかかってい ました。 また、従来のクラウドパッケージは機能が多く、全ての機能を理解するのに大変時間がかかり、直観 的な操作ができませんでした。

端緒

ふたつの生産管理システムを並行して運用する負荷が高く、2018年春より新たなパッケージの探索 を開始しました。導入後のメンテナンス性がよいこと、ランニングコストを抑えるためクラウド型で あることなどを探索の条件としました。

選定の経過

導入後の運用を考え「直観的に誰でもすぐ使いこなせるシステム」を選定のポイントに置きました。 十数社のシステムでデモンストレーションやトライアル運用し、1年程度をかけて比較検討した結果、 最終的に「GEN」にたどり着きました。


導入企業様の声

ご評価のポイント

➢ GENは、検索やマスタ作成などが直観的でわかりやすく、慣れ親しんでいるExcel感覚で操作できる ため、経営者から要望があった「当社のレベルに合ったシステム」へ変更できたと考えています。 また、こちらの要望に対して、機能や運用を的確に提示してくれる導入支援に対しても評価しました。

➢ 従来は、ソフトウェア保守料だけでも高額となっていましたが、月額のライセンスと保守料金を 併せたコストは従来よりも40%程度削減され、価格面でのポイントも高いものでした。

➢ 画面や帳票類、項目の名前など、自社にあったカスタマイズが無料でしかも自分でできる柔軟さ、 これは他のパッケージにはない一番のポイントです。また、すべての項目においてCSVやExcelの エクスポート・インポートが容易にでき、登録やデータの管理がとてもしやすい。 当社では、GENの集計データを都度Excelへ出力して、経営管理資料を作成しています。


導入後のご利用状況

➢ ふたつの生産管理システムのコード体系を突合して、新たなコード体系をつくりました。複数の品目 コードや図面番頭を連携させ、製造部門に加えて営業部門での運用も効率化しました。

➢ 従来は作業指示書を製品毎・工程毎に印刷していましたが、GENでは作業指示は画面で参照するほか、 ExcelでA3サイズに集約して出力することにより、ペーパーレス化が進みました。


導入効果

効果1.
管理部門と現場部門との情報共有 従来は、生産管理部門と製造現場との業務が切り離れていましたが、GENで工程の見える化が実現し、 社内での一貫した情報共有が可能となりました。

効果2.
運用コストの低減 従来以上の機能を担保しつつ、ランニングコストが大幅に低減されました。

効果3.
画面や帳票の改良の迅速性 ノンプログラミングによるセルフ開発の採用で、画面項目の追加や帳票レイアウトの改変などに対する メンテナンス性が、各段にスピードアップしました。 開発や管理の工数も削減され、将来的な開発要員の懸念も不要となりました。

効果4.
​​​​​​​
より多くの社員様がご活用 データの操作性や検索性が各段によくなり、Excelへの出力もラクにできるので、利活用される社員様が 従来より多くなりました。

Vol.2

なによりも画面や帳票が自分なりにアレンジできた

プロフィール

業種 :培土の製造・卸販売、種苗・農業資材卸販売
資本金:910万円
社員数:8名
​​​​​​​拠点 :本社、工場×1か所、営業所×1か所


ご利用状況

範囲 :生産管理、販売管理、購買管理、原価管理
​​​​​​​ご利用:4ユーザー


GEN選定のポイント

  • 画面レイアウト
  • カスタマイズ性
  • 低価格

導入の経緯

従来の状況

当社は元々、大手種苗メーカーに所属をしていましたが、外資との企業再編に伴い、2020年に 分社独立することとなりました。独立にあたり顧客は引き継ぎましが、従来利用していた AS400(IBM機)の生産管理システムを継承できないこととなり、新たなシステムを導入する必要が 出てきました。

課題

主要な原材料は輸入が多く、4か月程度の調達リードタイムがあるため、調達計画の精度をより 高くすることが課題でした。また、限られた人数のなかで、受注案件を迅速に手配することや仕入 請求の照合などの事務効率を高めることも求められていました。 従来のシステムでは、蓄積したデータの活用が充分にできなかったことも懸案となっていました。

選定の経過

生産管理のパッケージを7~8社検討しましたが、販売や購買管理機能はまだしも、製造管理について は、なかなかいいシステムがありませんでした。

たとえば当社では、製品の発送便や運賃の区分を設け ることが必須になりますが、このような項目は各社パッケージの標準画面にはなく、カスタマイズが必 須となります。パッケージの基本料金はそれなりに安いのですが、カスタマイズに係る初期導入コスト が高額となって、なかなか決めきれませんでした。

​​​​​​​そのような状況で「GEN」に行き当たりました。ユーザー数に応じたライセンス課金や、画面が見やすい点もよかったのですが、なによりも画面や帳票が自分なりにアレンジできる点が大きかったです。 このカスタム機能のおかげで、初期導入コストが他社に比べて、大幅に安く済みました。 また、クラウドシステムなので、サーバー管理の負担がないことも、大きな決め手になりました。


導入企業様の声

ご導入後の運用事例

営業所では受発注管理を、工場では生産手配・実績登録、購買受入、原価管理などを運用しています。 帳票類は、導入後の半年間に周りの意見を取り入れて、自分で様式変更をしてきました。

また、運送便は月に300件程度あります。「GEN」の標準画面に「発送方法」や「運賃負担区分」などを追加したほか、 運送会社ごとにソートして請求書の照合を行うなどの改善により、事務処理がかなり軽減できました。

そして輸入商品に不備がある場合は、メーカー補償の割引があります。輸入経費の按分機能を利用して、 各商品の在庫金額に割引額を按分して配賦し、在庫評価を行っています。

改善されたポイント

➢ 毎月の締め後にExcelへ生産実績を出力し、生産計画との月ズレ分析や不足原材料のリストアップを確 認するようになりました。これによって、調達計画を毎月更新して、今までよりも精緻に仕入を行える ようになりました。おかげで、在庫量は従来よりも2千万円以上の削減となりました。

➢ GENのレポート機能やBIツールで、売上・原価の集計を行ってからExcelに出力し、毎月の会計報告に 利用しています。これは以前のシステムではできなかった運用です。


導入効果

効果1.
生産計画・調達計画が立案しやすくなった 「GEN」のレポート機能を用いて集計したのち、Excelへ出力して分析・報告資料に活用されています。​​​

効果2.
画面や帳票を都度改良でき、効率化につながった 画面項目の追加や帳票レイアウトの改変が、担当者ご自身で可能となり、業務の効率化に加えて、 対応の迅速化につながっています。

効果3.
​​​​​​​
運用コストが大幅に低減された 従来のシステムでの課題を達成しつつ、システム運用コストが以前よりも安くなりました。

Vol.1

クラウドサービスのおかげでシステム管理の負担が減った

プロフィール

業種 :産業用ロボット、通信設備、 試験・検査装置に使用するワイヤーハーネスの製造販売
資本金:2,500万円
社員数:52名
​​​​​​拠点 :本社、工場×1か所


ご利用状況

範囲 :生産管理、販売管理、購買管理、原価管理
​​​​​​​ご利用:14ユーザー


GEN選定のポイント

  • クラウドシステム
  • 低価格

導入の経緯

従来の状況

当社オリジナルのシステムを外注開発して、8年以上利用していました。受注に伴う製造指示書・ 請求書等の出力や受注データのExcel出力をシステムで行い、Excel上で生産計画の立案を行う運用 でした。

問題点

在庫管理や受注残管理の機能がなかったので、資材部門や営業部門ではExcelで運用を行っていました。以前のシステムでは、それが当たり前でした。

ただ、保守サービスがなかったので、障害や不明点があっても、開発者に連絡がつかないことが常態となっていました。システム障害が発生した際は、復旧に2週間程度かかり、その間はExcelで製造指示書や請求書を発行していました。

端緒

従来のシステムはサポートサービスがない懸念があったため、2019年に入って、新たなシステムの導入検討を開始しました。生産管理のパッケージを3社ほど検討するなかで、得意先から「GEN」を紹介されました。

選定の経過

「GEN」の採用は、クラウドシステムであることが大きかったです。
システム改良の更新やバック アップサポートなどを任せることができ、オンプレミスのパッケージに比べて格段にサービスがよいと考えました。

また、「GEN」の導入コストが、比較したどのパッケージよりも安いことも魅力でした。たとえば、 他のパッケージでは、機能要件を伝えるとカスタマイズの見積金額が提示されます。

ところが、同じ要件でもパッケージ機能内で対応できたり、カスタム機能ですぐに実装できたりするので、 見積もリーズナブルでした。「GEN」は、業務を運用する上で、十分な機能が備わっていると思います。


導入企業様の声

ご導入後の運用事例

数か月の試行運用のあと、2019年9月から本稼働を開始しました。在庫管理機能の実現で、資材の在庫状況を、資材・営業・製造の各部門で共有できるようになりました。以前は、Excelと紙の現品票で在庫の確認を行っていたので、省力化が進んだと思います。そのうえ現物の棚番管理も運用しています。

​​​​​​​ また、マスタの操作性も便利になりました。たとえば、構成マスタを簡単にコピーできるので、類似製品のマスタ登録が格段に早いです。また、当社の製品は、ロットのレベルに応じて販売価格が異なりますが、 「GEN」は、ひとつの製品に対して売価を10種類まで品目マスタに登録できます。これも比較検討した 他のパッケージにはない機能でした。

改善ポイント

➢ 毎月の原価計算が遅滞なく実施できるようになりました。部材費と加工費(工数実績×賃率)を製品ごとに原価算定しています。同じ製品でもロットのランクや部材コストの変動により原価の推移が参照でき、 利益分析に役立てています。

➢ 技術部門が見積を積算する際に、「GEN」で過去の類似案件を参照することで見積が迅速にでき、かつ 見積精度が高くなりました。


導入効果

効果1.
経営管理情報の充実 月次原価計算を、より迅速に実現されています。また、経営幹部がご自身で、製品ごとの生産量や資材の価格などの情報をExcelに簡単に出力され、各種の分析も容易になりました。

効果2.
実務面の情報共有在庫情報や受注残・発注残の情報を各部門で共有できるようになり、組織横断的な情報共有を実現されています。

効果3.
クラウドシステムによるサービス システム改良の更新やバックアップサポートなどをクラウド側に任せることができ、システム運用管理のご負担が軽減されました。