導入の経緯

当社オリジナルのシステムを外注開発して、8年以上利用していました。受注に伴う製造指示書・請求書等の出力や受注データのExcel出力をシステムで行い、Excel上で生産計画の立案を行う運用でした。

在庫管理や受注残管理の機能がなかったので、資材部門や営業部門ではExcelで運用を行っていました。以前のシステムでは、それが当たり前でした。 ただ、保守サービスがなかったので、障害や不明点があっても、開発者に連絡がつかないことが常態となっていました。システム障害が発生した際は、復旧に2週間程度かかり、その間はExcelで製造指示書や請求書を発行していました。

従来のシステムはサポートサービスがない懸念があったため、2019年に入って、新たなシステムの導入検討を開始しました。生産管理のパッケージを3社ほど検討するなかで、得意先から「GEN」を紹介されました。

「GEN」の採用はクラウドシステムであることが大きかったです。システム改良の更新やバックアップサポートなどを任せることができ、オンプレミスのパッケージに比べて格段にサービスがよいと考えました。

また、「GEN」の導入コストが、比較したどのパッケージよりも安いことも魅力でした。たとえば、他のパッケージでは、機能要件を伝えるとカスタマイズの見積金額が提示されます。ところが「GEN」では、同じ要件でもパッケージ機能内で対応できたり、カスタム機能ですぐに実装できたりするので、見積もリーズナブルでした。「GEN」は、業務を運用する上で、十分な機能が備わっていると思います。

導入企業様の声

  • 数か月の試行運用のあと、2019年9月から本稼働を開始しました。在庫管理機能の実現で、資材の在庫状況を、資材・営業・製造の各部門で共有できるようになりました。以前は、Excelと紙の現品票で在庫の確認を行っていたので、省力化が進んだと思います。また、現物の棚番管理も運用しています。
  • マスタの操作性も便利になりました。たとえば、構成マスタを簡単にコピーできるので、類似製品のマスタ登録が格段に早いです。また、当社の製品は、ロットのレベルに応じて販売価格が異なりますが、「GEN」は、ひとつの製品に対して売価を10種類まで品目マスタに登録できます。これも比較検討した 他のパッケージにはない機能でした。
  • 毎月の原価計算が遅滞なく実施できるようになりました。部材費と加工費(工数実績×賃率)を製品ごとに原価算定しています。同じ製品でもロットのランクや部材コストの変動により原価の推移が参照でき、利益分析に役立てています。
  • 技術部門が見積を積算する際に、「GEN」で過去の類似案件を参照することで見積が迅速にでき、かつ見積精度が高くなりました。

導入効果

効果1:経営管理情報の充実

月次原価計算を、より迅速に実現されています。また、経営幹部がご自身で、製品ごとの生産量や資材の価格などの情報をExcelに簡単に出力され、各種の分析も容易になりました。

効果2:実務面の情報共有

在庫情報や受注残・発注残の情報を各部門で共有できるようになり、組織横断的な情報共有を実現されています。

効果3:クラウドシステムによるサービス

システム改良の更新やバックアップサポートなどをクラウド側に任せることができ、システム運用管理のご負担が軽減されました。